技能検定のご案内

厚生労働省による技能検定制度の鋳造・金属溶解職種の受検申請者は、減少傾向にあり、受検者の半数超が外国人研修生等を対象とする基礎2級となっています(平成22年度は、鋳造受検申請者1455名/内基礎2級受験者789名)。

受検者の減少は、毎年実施される試験期間が隔年・3年毎になる等、受検の機会が減り、最悪の場合、検定試験の職種・作業の試験が廃止や統合されることになり、業界にとって大変なマイナスとなります。

鋳造業界は熟練技能の伝承が重要課題となっており、鋳物工などの技能者を育成し、「ものづくり」の技能を次世代に伝えていく上で、技能検定制度は大きな役割を果たしております。

是非とも各社・組合におかれましても改めて技能検定制度の重要性を認識していただき、積極的に受検されますようご協力をお願い致します。

 

1.技能検定の概要

技能検定は、「働く人々の有する技能を一定の基準により検定し、国として証明する国家検定制度」です。技能検定は、技能に対する社会一般の評価を高め、働く人々の技能と地位の向上を図ることを目的として、職業能力開発促進法に基づき実施されています。

技能検定は昭和34年に実施されて以来、年々内容の充実を図り、現在122職種について実施されています。技能検定の合格者は平成21年度までに335万人を超え、確かな技能の証として各職場において高く評価されています。

 

2.技能検定の実施機関

技能検定は、国(厚生労働省)が定めた実施計画に基づいて、試験問題等の作成については中央職業能力開発協会が、試験の実施については各都道府県がそれぞれ行うこととされています。

また、各都道府県の業務のうち、受検申請書の受付、試験実施等の業務は各都道府県職業能力開発協会が行っています。

 

3.技能検定の等級区分

技能検定には、現在、特級、1級、2級、3級に区分するもの、単一等級として等級を区分しないものがあります。それぞれの試験の程度は次のとおりです。

・特級―管理者または監督者が通常有すべき技能の程度
・1級―上級技能者が通常有すべき技能の程度
・2級―中級技能者が通常有すべき技能の程度
・3級―初級技能者が通常有すべき技能の程度

また、これらの区分以外に外国人研修生等を対象として随時に実施する3級、基礎1級及び基礎2級があります。

 

4.技能検定の合格者

技能検定の合格者には、厚生労働大臣名(特級、1級、単一等級)または都道府県知事(2級、3級)の合格証書が交付され、技能士と称することができます。

また、技能検定合格者には、他の国家試験の受験や資格取得に際して特典が認められる場合があります。

 

5.鋳造職種・金属溶解職種の概要

(1)鋳造職種

〇職種

・鋳造 (鋳物製造工程における造型及び鋳込みに必要な技能)

〇作業

・鋳鉄鋳物鋳造作業
・鋳鋼鋳物鋳造作業
・銅合金鋳物鋳造作業
・軽合金鋳物鋳造作業

【特級、1級、2級、3級、随時3級、基礎1級、基礎2級】

 

(2)金属溶解職種

〇職種

・金属溶解 (金属の溶解に必要な技能)

〇作業

・鋳鉄キュポラ溶解作業
・鋳鉄誘導炉溶解作業
・鋳鋼アーク炉溶解作業
・鋳鋼誘導炉溶解作業
・軽合金反射炉溶解作業

【1級、2級】

 

中央職業能力開発協会のホームページ

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